さくらのみや日記

さくらと日本と鉄道好きな、野良プログラマのブログ。

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おきてがみ

read me!

唐突にですが、学生の頃からご多分に漏れず英語が苦手で、今でも得意という気持ちはありません。
しかし、言葉はあくまで意思伝達のツールである、という考えから、英語圏の人と話をするのは身振り手振りのいい加減の英語でもコミュケーションを取るのはむしろ好きだったりします。
仕事でもいわゆる技術英語を用いるわけですが、コンピュータの世界はむしろ直訳で英語がそのまま業界用語的になっているので、そこはそんなに困らなかったりするわけです。

まぁそれは枕として。

最近は娘が家にいる間に教育テレビなんかを見る機会が多くて「おさるのジョージ」と「ひつじのショーン」という作品を視ていました。
どちらも海外作品で、セリフなどは日本語訳がしてあったりするのは英語の知識はいらないのですが(特に「ひつじのショーン」はクレイアニメで、いわゆる擬音でセリフを表現するというアニメなので、日本語すら出てこない)
この2つを比べて見ていると興味深い。

ぶっちゃけたところ自分の気持ちを書いてしまうと「おさるのジョージ」に出てくるのは主人公のおさるのジョージのほか、周りの人間のあまりのアホっぷりに、むしろイライラ感すら覚えてくるのですが「ひつじのショーン」はひつじでありながら実に人間的に振舞ったり、主役のショーン以外にも(数少ない人間である)牧場主とか、牧羊犬のピッツァーがあるときは主人に尻尾を振って羊を追い回すかとおもいきや、牧場主がいないときはショーンとつるんでサボってたりなど、こういう人間臭さが実に面白かったするんですね。

この両者の作品を考えると「おさるのジョージ」はあくまで幼児向けの教育、「ひつじのショーン」は大人でも楽しめるユーモアを含んでいることがわかってきたのですが、前者はアメリカの作品、後者はイギリスの作品なんですね。

これは僕の偏見なんですが、イギリス人ってのは、どうしても作品なりに、毒ではないにしてもスパイスを混ぜないと気がすまないといけない人種なのかなぁ・・・と思ってしまいます。実際「ひつじのショーン」に関しては、常に主人公めでたしめでたしにならず、ドラえもんで言えばのび太が秘密道具を悪用して自業自得に陥るオチがたまにありますが、そんなエピソードも出てきます。「おさるのジョージ」では見られないですね。

どうも私のなかではそんなイメージがあります。英国人という人種に対して。偏見なのかなぁ。

話は再び飛んで、自分の学生時代のお話になります。
学生時代から浪人時代、暇つぶしにナブコフの「ロリータ」を読んでロリコンに目覚めた私ですが(ぉぃ 英語の勉強も兼ねて「ふしぎの国のアリス(Alice's Adventure in Wonderland)」を英語版・日本語版の両方を買って翻訳の勉強をしていました。
確かに「不思議の国のアリス」は、ルイス・キャロルことドジスンさんが当時5歳くらいの姪っ子向けに書いた作品なので、難しい単語は出てこず、文法的には難しいことはないので、単に目の前の文章を直訳するだけなら特別難しいということはないのです。
ただこれは英語や数学の知識の基礎ができていないと、作品としての面白さがまったくわからない(笑)

それは当たり前ですね。いわゆる言葉遊びが作品の面白さを支える重要なポイントなので、例えば一つの言い回しが文脈によっていろんな意味を持つとか、そういうところは大学受験生ごときでは難しかった記憶があり、ようする訳せるけれど意味がわからない状態になってしまうんですね。
例えるなら、谷川俊太郎さんの児童向けの有名な詩「いるか」

 いるかいるか      いるかいないか
 いないかいるか     いないかいるか
 いないいないいるか   いるいるいるか
 いつならいるか     いっぱいいるか
 よるならいるか     ねているいるか
 またきてみるか     ゆめみているか

を英訳してどう面白いのか?というのを考えるとわかりやすいかもしれません。

そして、こういう時に関しては、自分が英語の成績があんまり良くないというのは損をしているかもしれないなーと思う瞬間であったりします。

その究極のところが、僕が大好きなSPAMネタを扱ったモンティ・パイソンのネタですね。
ランチョンミートの「SPAM」のCMがくどいというのをパロディにしたモンティ・パイソンのスケッチですが、転じてインターネット上で鬱陶しいメール「SPAMメール」の語源になったのは多くの方が周知の通り。


さてこのネタは単にしつこく連発SPAMという単語といきなり歌い出すバイキングたちの奇行だけでも、言葉の意味がわからなくても楽しめるのですが、この「SPAM」という単語が「スパム」ではなくて「スパーム」と長く発音しているのがこのスケッチの裏の楽しみ方で、スパームと発音すると「speam」という意味になり、この単語を踏まえて同じスケッチを見ると「Lovely speam!!」だの「腸につめるのがどうのこうの」だの「スカンジナビア半島の先端からバイキングが・・」とかトンデモな内容になってしまうというのがわかります。

正直なところ、これのこの面白さがわかったときはショックでした。「英語まじめにやれば良かった!」(笑)

モンティ・パイソンのメンバーのエリック・アイドルなんて人は、言葉遊びの天才(のハズ)なので、このあたりの英語のヒアリングが出来る人が聴くと、たくさん面白いネタがいっぱい隠れているんだろうなぁと思うとくやしさを感じることを思います。

ま、それだけなんですけどねっ!

ちなみにタイトルの「readme.txt」は、フリーソフトなどでお約束としてマニュアルの役割を果たすテキストファイルによく付けられる定番のファイル名ですが、わかりやすくいいですね。これははるか昔、パソコンのファイル名が(拡張子抜きで)半角8文字時代の名残だと思いますが、直訳すれば「私を読んで」ですから、まぁ意図を伝えるにはよくできたファイル名だと思います。

この「readme.txt」」の元ネタですが、これは「不思議の国のアリス」の「drink me!」を元にしたのかなぁ・・というのが私の推測ですが、PC業界には、この手の「英語文化圏での教養」ってのが試される時がありますね。。学問としての英語は別にして、教養としての英語は理解できるレベルにしておきたかった。まさにトホホです。

おきてがみ

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日本と桜の花と寝台特急「さくら」をこよなく愛する、そして最近カメラに目覚めたのんきなエンジニア。
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