さくらのみや日記

さくらと日本と鉄道好きな、野良プログラマのブログ。

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おきてがみ

ニーチェ読みのニーチェ知らず(1)

なんかまとまったら書きますわ、と良いながら全然書く間がなくて、なんだか恐縮ですが、最近思ったことなどをメモ書きに。
もっと面白く書けたらいいんだけどねぇ。

ここ最近の活動はFacebookだったりtumblrだったりでブログで匿名で書くことが少ないというか、そもそもブログの投稿欄を開くのがめんどくさいぞ、的な状況だったりもして、さらにはFC2をやめてgoogleのBloggerの方が、Android使いとしては都合がいいんじゃないかとか考えたりもしています。いや本当に。

とか言いつつ自分が使っているLife TouchはAndroid端末でありながら、標準でFC2に投稿するアプリも載っているので、気楽にかいて載せる的には良いかなと思ったりもしているのです。

さてそんな感じですが、まとまってから書くよりも、書いてみたらまとまるかも、的な感じで最近考えたことなど書いてみます
いつもそうなんですが、ブログを長期開けた時に再開するときってのは、最初何を書くかが悩ましいんですよね。

ここ最近の考えていることは、ニーチェ読みからはじまって宗教の問題。
最近ことに宗教の話を考えることが何故か多く、今みたいな時代だと宗教はいい意味で精神安定剤になるというか、メンタルヘルスに通う人(私も含めて)ってのが増えて来たのは、宗教が勢力を伸ばすチャンスなのかもね、ということを思ったりもしたんですね。
だから、宗教でもやるか!とかそういう話ではないのですが(笑)

ずっとニーチェの本は、最初に「善悪の彼岸」を読み出してから「道徳の系譜」・「悦ばしき知識」「権力への意志」「反キリスト者」と来て俄然面白くなってきました。

哲学書の中では、多分かなり異端な書物だと思います。特にニーチェという人の文章の書き方が寓意であったり、アフォリズムであったりという形式を取るので、論文を長々と読まされるというイメージのある世界に比べると、僕の印象では読みやすい、という印象です。一つ一つの章立てが短いという印象もあるんですよね。
だから「がっつり思想を読みたい」とか、大学で論文で使って起承転結で書かれた物を「書物」と考える人だと、逆に断片的で読みづらいのかも知れませんが、僕としては「考えるな、感じろ」の書という印象があります。

僕自身がここに手を出した経緯というのは、ずっとさかのぼること、大本は「葉隠」にいたります。
ニーチェに比べると「葉隠」はマイナーな書物ですし、内容はせいぜいが「武士道は死ぬことと見つけたり」と言う程度の人が多いです。ツァラトゥストラもそうですが「神は死んだ」と言ったり、どうも思想家は死に急ぎが多いです。

さて、葉隠の話ですが、葉隠がどういう書かというのはざっとwikipedia先生にお任せするとして、内容の中で興味を引かれたところを少しだけ紹介しておきます。

葉隠は新渡戸稲造がでっちあげた(ぉぃ)西洋かぶれの「武士道」なんか話にならない以前に、もっと荒削りながら「武士の生き方」を説いた超実践的自己啓発書だというのが僕の偏見での意見です。
うーん、葉隠を「武士道向けに書かれた自己啓発書」なんて解釈はあんまりした人はいないだろうなぁ。
自己啓発書と言っても「武士道は死ぬことと見つけたり」の一文を持ってそんなこと言っているわけじゃありません。昨今の自己啓発書でも「仕事に狂い死にしろ」なんてのも、まぁ希にはあるかも知れませんが、アホ抜かせ程度で相手をされないと思うんですね。

葉隠の面白いところは、そういうかなり高度に「武士とはかくあるべき」という高いところも話していながら、超実践的なことも言っています。酒の飲み方の作法、恋愛の仕方の作法など。
特に恋愛の仕方の作法に出てくる

「逢ひてからは恋の丈が低し。一生忍んで思ひ死にする事こそ、恋の本意なれ」

なんて僕の中では至高の名言と感じます。古文の勉強の復習ですが「~することこそなれ」という係り結び
が用いられ居るほど強い語気で記されているところに注目です。

まぁそれはともかく、そんな「武士向け自己啓発書」の葉隠の中には「死」について考えるシーンがあります。
「結局の所どんな功名を上げたところで、最後には墓に入ってしまう。この世は所詮は幻。自分もからくり人形のようなものよ」
この一文は、後世の人間から見ればニヒリズムにとりつかれたシーンとして解釈され、如何に生きるかを考え続けた挙げ句に「如何に生を完結するか」と考えて、三島由紀夫が割腹自殺を図ったというのは、ことさらに悲劇的であったというしかありません。

・・・で、えーと、本編のニーチェのお話でしたっけ?
そうそう、やっとニヒリズムというキーワードが出てきたところで、次回に続きそうです。

おきてがみ

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Author:佐倉純
日本と桜の花と寝台特急「さくら」をこよなく愛する、そして最近カメラに目覚めたのんきなエンジニア。
日本の事を憂いてみたり、日々思ったことをまとめて、綴ったりしています。その合間に写真も撮っています。
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