さくらのみや日記

さくらと日本と鉄道好きな、野良プログラマのブログ。

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おきてがみ

やまなし・おちなし・いみなし

ニュースネタを元に何かを書くというのは、時々「業」のような物を感じたりすることもないでもないのですが。。。
しかし、今日はこのネタしかないだろう、と思っていました。

めぐみさん「94年に自殺」遺骨鑑定は「侮辱」 金英男氏会見

この会見をみた感想としては、もう正直、呆れるという他無かった。
これほど心がぴくりとも動かされることのない記者会見もある意味珍しい。
感動はむろん、怒りすら感じず、つまらないという感想すらもわかない。

予定調和、シナリオ通り、ヤマ無し・オチ無し・意味無しのまさにヤオイ本的展開。

会見についてのツッコミは、ぼやきくっくりさんのエントリに丸投げします(^^;

さて、こうやって、今日の社説を並べて見ますと

読売社説 [拉致被害者会見]「当局の筋書きをなぞった発言だ」
毎日新聞社説 金英男さん会見 北朝鮮の代弁に終始した
産経朝刊主張 金英男さん会見 北の筋書き通りの演出だ
朝日新聞社説 金英男さん つくられた会見の悲しさ

タイトルだけ並べてもなんか朝日だけ少し浮いているような気がするのは気のせいだろうか。。。
しかも本文の中で

英男さんを訪日させ、被害者家族らの疑問を直接受け止めることも考えたらどうか。娘のヘギョンさん(18)も早く祖父母に会わせたい。


というのは「英男さんを訪日」などと根拠もなくできもしない絵空事を話すのは返って腹立たしくも思う。
否、むしろ「娘のヘギョンさん(18)も早く祖父母に会わせたい」などという文章を読むと、さっさとヘギョンちゃんと横田夫妻を面会させて、この問題は解決した!と言わせたいという風に感じてしまうのは、考えすぎだろうか?

意外だったのは朝鮮日報の社説
朝日に比べたら、こっちの方が、よっぽどまともな事を書いている。






読売社説 [拉致被害者会見]「当局の筋書きをなぞった発言だ」

 拉致問題に幕を引こうとする北朝鮮の謀略だろうが、かえってボロが出た。

 北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの夫とされる金英男さんが、韓国に住む母、姉との28年ぶりの再会を果たした後、北朝鮮のホテルで記者会見した。

 めぐみさんの消息について、金さんは「鬱(うつ)病の治療中、1994年4月に自殺した」と述べた。さらに、日本に渡しためぐみさんの「遺骨」が、他人のものと鑑定されたことに関しては、「人権蹂躙(じゅうりん)だ」として、日本を非難した。

 北朝鮮政府の勝手な言い分をそのまま繰り返しただけだ。夫の口から語らせることで、北朝鮮は「死亡」を既成事実化させたいのだろう。だが、北朝鮮で自由な発言ができるはずもない。当局の筋書き通りの発言と見るほかない。

 金さん自身も、北朝鮮に拉致された被害者の一人だ。高校1年生だった28年前の夏、韓国の海水浴場で拉致された。

 北朝鮮は一貫して韓国人拉致被害者の存在を認めていない。金さんが、「拉致ではない」と否定したのは、それに口裏を合わせるためではないか。

 小舟の中で眠り込み、流されたところを北朝鮮の船に助けられ、そのまま住みついた、という。南北統一問題を扱う特殊機関に勤務し、日本語の教師だっためぐみさんと知り合い、結婚した、と説明した。想定通りの釈明だ。

 寺越武志さんのケースが想起される。出漁中に行方不明となり、24年後に北朝鮮での生存が判明したが、北朝鮮の幹部となって定住している。

 人間の生死や、家族の運命すら、もてあそぶ北朝鮮の非道な手口が、改めて浮き彫りになった。

 金さんの拉致は、北朝鮮の元工作員の供述などをもとに、韓国政府が認定した厳然たる事実だ。同様に拉致された他の4人の元高校生の消息情報も含め、韓国政府は北朝鮮に対し、今後、事件の全容解明を強く求めるべきだろう。

 今回、金さんは、めぐみさんの娘のヘギョンさん、再婚した妻と子供と共に、母、姉と再会した。民族和解のシンボルとなっている離散家族再会事業に参加した家族、との位置づけだ。

 拉致という国家犯罪を隠蔽(いんぺい)しようとする北朝鮮の思惑が透けて見える。

 金さんを表に出したのは、日本政府のDNA鑑定で、めぐみさんの夫である可能性が高いと判明した衝撃を弱めるためだろう。拉致問題での日韓連携に、くさびを打ち込む狙いもありそうだ。

 政府は、発言の矛盾点を突き、北朝鮮に一段と厳しく対処すべきである。

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毎日新聞社説 金英男さん会見 北朝鮮の代弁に終始した

 やはり北朝鮮の代弁者としての言葉しか聞けなかった。

 金英男(キムヨンナム)さんが訪朝した母崔桂月(チェゲウォル)さん、姉金英子(キムヨンジャ)さんとの再会後に行った29日の記者会見のことだ。

 会見は北朝鮮の名勝・金剛山のホテルで、韓国メディアの共同取材団を相手に行われた。取材団側には事前に質問内容を書いた文書を提出するよう北朝鮮側から要請があったという。

 北朝鮮当局が事前にシナリオを書くなど綿密な準備をしたのは想像に難くない。

 会見の最大の狙いは、韓国民にメッセージを送ることにあったのではないか。韓国の治安当局は金英男さんが78年8月に韓国の海水浴場から北朝鮮の工作員に拉致されたと発表している。だが、北朝鮮は金英男さんだけでなく韓国人拉致そのものを認めていない。

 そのためだろう。金英男さんは自身の拉致を否定した。船に乗っていて流され、北朝鮮の船に救助されて北朝鮮に住むようになったという。拉致されたどころか、北朝鮮は命の恩人というわけだ。

 韓国で拉致が社会問題化すれば北朝鮮への風当たりが強まり、拉致問題をめぐる日韓の連携も強固になるはずだ。そうなると、北朝鮮は国際的な孤立が深まり、韓国からの支援も受けにくくなる。

 そうした状況を切り抜けるための会見でもあった。金英男さんに事実を語れと言うのは無理な注文だ。会見の裏にある真実を見抜くよう韓国世論に期待したい。

 横田めぐみさんについては、金英男さんは「94年に自殺した」と語り、北朝鮮側の発表を追認した。日本側が批判するニセ遺骨問題に対し金英男さんは「私とめぐみを侮辱するものだ」と気色ばみ日本側を非難した。娘のキム・ヘギョンさんを日本に行かせるつもりがないことも明言した。

 しかし、めぐみさんに関する一連の発言は、日本側の拉致被害者家族らの想定していた範囲内のものだ。新たな事実を明らかにしたわけでない。めぐみさんの両親らも冷静に受け止めている。

 今回の金英男さんの家族との再会や会見は、DNA鑑定による日韓の出方を逆手に取る形で北朝鮮ペースで進められた。北朝鮮が攻勢に転ずる気配を見せたことには注意を払う必要がある。

 「28年ぶりの涙の再会」は北朝鮮の「同胞愛と人道主義」の措置として韓国に報じられることを狙ったものだ。離散家族の再会事業としての位置づけだ。北朝鮮は映像として送られる金英男さんやその家族の言動を事細かに振り付けたに違いない。

 今後の金英男さんと崔桂月さんの交流はどうなるのか。他の韓国人拉致被害者と家族との再会の問題も残る。韓国ではこれからこうした問題が問われることになる。

 北朝鮮は日本人の拉致問題について「解決済み」との立場を繰り返すだけでなく、誠意ある対応をとるべきだ。

 日韓がさらに連携を強め、拉致問題により強い姿勢で臨むよう政府に求めたい。

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産経朝刊主張 金英男さん会見 北の筋書き通りの演出だ

 横田めぐみさんの元夫で韓国人拉致被害者の金英男さんは北朝鮮の金剛山で母親らと28年ぶりに再会した後、韓国メディアと会見した。予想されたことではあるが、内容はこれまでの北の一方的な主張を一歩も出ていなかった。

 金さんは「海で北朝鮮の船に救助され、北に渡った」と拉致を否定し、めぐみさんについては「1994年4月13日に病院で自殺した」と述べた。

 北は当初、「めぐみさんは93年3月に死亡した」と日本側に説明したが、その時期にめぐみさんが生存していたことが分かると、一昨年11月の日朝実務者協議で、めぐみさんの死亡時期をこの年月日に訂正してきた。全く信用できない日付である。

 金さんは、めぐみさんのものとして出した遺骨が日本の鑑定で偽物と判明したことについて「私とめぐみに対する侮辱だ」と批判した。金さんは「北朝鮮の特殊部門で活動している」とも言っており、これ以上、手がかりになる発言を期待するのは難しい。

 この会見に日本側のメディアは入れず、北は事前に韓国取材団に質問事項を出させた。金さん親子の対面も含めて、すべてが北の筋書き通りに運ばれた再会劇とみるべきだろう。

 金さん親子の再会は、南北離散家族再会事業の一環として行われた。離散家族は朝鮮半島が38度線で南北に分断されたことによって生じた悲劇だが、拉致事件は北の国家犯罪である。金さんは本来、北が韓国に帰国させるべき被害者だ。韓国は改めて拉致被害者の帰国を北に要求するのが筋である。

 日本は今後も、北に傾斜しがちな韓国政府を説得しながら、同じ拉致被害国として連携を強める必要がある。

 日米首脳会談に先立つ日加首脳会談で、北の核、ミサイル、拉致問題で協力して解決を目指すことで一致した。日露外相会談でも、北のミサイルや拉致問題を主要8カ国で話し合うことが必要との考えで一致した。日本は7月の主要国首脳会議で、拉致問題を主要議題に取り上げる予定だ。

 安易に北の演出に乗せられず、拉致問題を繰り返し国際世論に訴えることに加え、経済制裁をカードに、北がめぐみさんらすべての拉致被害者を帰国させざるを得ない状況をつくり出すような外交戦略が必要である。

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朝日新聞社説 金英男さん つくられた会見の悲しさ

 韓国から北朝鮮に連れ去られた金英男さん(44)が、28年ぶりに母親(79)と対面した。抱き合い、涙にくれる年老いた母。生きて再び互いの肌のぬくもりを確かめ合った母子の、感激の映像が送られてきた。

 残念なのは、これが拉致という非道な犯罪に何の解決ももたらさないことだ。

 英男さんは、29年前に新潟から拉致された横田めぐみさんの夫だったとされる人だ。きのう、北朝鮮側が設定した記者会見でこれまでの経緯を語った。

 ――自分は拉致されたのではない。海水浴の際に海に流され、北の船に助けられて偶然に北へ来た。

 北朝鮮は韓国人拉致をいっさい認めていない。だからそう言わざるを得ないのだろう。北朝鮮の国内で、当局の監視のもとでの言葉だ。英男さんに自由な発言を期待することに無理がある。

 英男さんは2年前、平壌でキム・チョルジュンの名で日本政府の代表団と会った人物に間違いないようだ。彼は「めぐみの遺骨だ」と言って骨つぼを渡した。

 しかし、日本政府はDNA鑑定で遺骨は偽物という結論を出した。

 「めぐみは病状が回復せず、結局、自殺することになった」。英男さんは会見で北朝鮮の従来の主張そのままに語り、日本の対応を厳しく批判した。

 ただ新たな根拠を示したわけではない。それを信じろと言われても、説得力に欠けよう。まして生存を信じる横田さんの両親には通用すまい。

 日本人拉致を認めた北朝鮮は、もっと誠実に説明責任を果たす義務がある。めぐみさんのことに限らない。ほかの被害者についても、まともに説明しようとしない不誠実な姿勢が、日本国内に強い不信感と怒りを増幅させている。

 これでは国交正常化といっても、世論に受け入れられない。英男さんを訪日させ、被害者家族らの疑問を直接受け止めることも考えたらどうか。娘のヘギョンさん(18)も早く祖父母に会わせたい。

 それにしても、英男さんにとってもつらい人生だったに違いない。

 韓国政府は英男さんを拉致被害者と認定し、それを証言する北朝鮮の元工作員もいる。でも会見ではそれを自ら否定する。再婚して新しい家庭もできた。だからあまり多くは語れないのだ。

 同じ民族が殺し合った朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族は、南北に1千万人と言われる。離別の悲劇は拉致だけではない。それが、拉致犯罪に対する日韓の思いに微妙なずれを生じさせる。

 犯罪を謝罪させ、犯人を処罰し、被害者を帰国させる。日本では当然の要求であっても、韓国ではどうしても現実味に欠けると映るのだろう。正義はともかく、生きているうちに再会させることを最優先にせざるを得ない。そんな苦しい事情があることも受け止めたい。

 拉致という国家犯罪が人々にもたらすさまざまな過酷な試練。それを思うと、改めて怒りがこみ上げてくる。

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朝鮮日報社説 【社説】 「うっかり寝込んでしまい、目が覚めたら北朝鮮にいた」

 1978年8月に全羅北道群山近郊の仙遊島海水浴場で行方が分からなくなった金英男(キム・ヨンナム)さんが27年11カ月ぶりに北朝鮮で姿を現し、母との対面を行った後で記者会見を開いた。そして自分は北朝鮮の工作員に拉致されたわけではなく、事故で海を漂流し、北朝鮮に渡ることになったと説明した。

 チンピラのような先輩が女友達に貸した録音機を返してもらってこいと殴ったため、しばらく隠れていようと木製の小船に乗ったがうっかり寝入ってしまい、目が覚めてみると大海原に浮かんでいたという。

 そしてちょうど通りかかった北朝鮮船舶に救助され、北朝鮮に行ってしばらく滞在しているうちにそこでの生活が気に入ってそのまま暮らすようになり、今は党の懐に抱かれ、ほんとうに幸せに暮らしていると主張した。

 前妻の横田めぐみさんが北朝鮮当局の発表したように1994年に病院で自殺したのは確かで、日本側に引き渡した遺骨も横田めぐみさんのものに間違いないとし、日本側で持ち上がっている疑惑を一蹴した。

 金さんには、このように話す以外に選択肢がないのだろう。そうした事情を理解できないわけではない。

 本当に悪いのは、金さんの背後でこうしたでっち上げのシナリオを読み上げるよう強制した人々だ。

 エンジンのない木製の小舟が群山近海から南北境界線までの数十、数百キロを自然に流されたという話を誰が信じるだろうか。もしそうではなく、キムさんの言う「目が覚めてみたら大海原だった」というその場所が群山からさほど離れていないところだったとすれば、それは北朝鮮の船舶が特定の目的を持って南方限界線を越えてきていたと自白したことになる。

 また、それほど幸せに暮らしてきたという人が、自分の行方が分からなくなって母がどんなつらい思いをしているかを知りながら、30年もの間1通の便りも送らなかったということがあり得るだろうか。

 話しているキムさんも、聞いているわれわれも、やるせない気分でいっぱいにさせられる、間の抜けた演劇のような会見だった。

 韓国政府はこの「茶番劇」を観覧して、これからどうしようと考えただろうか。「ああ、そういう事情だったのか」と言いながら、平然とまた背を向けてしまうのだろうか。

おきてがみ

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 北朝鮮の茶番劇 役者違えど演目同じ

 昨日、28年ぶりに再会を果たした金英男さんと見られる男性とその家族。北朝鮮国内において行われた面会イベントは、大方の予想通り、北朝鮮の書いたシナリオに沿って進行。感動の場面であるはずが、私の目には茶番にしか??

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