さくらのみや日記

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おきてがみ

「撤退」か?「撤収」か?

発信箱:「撤退」と「撤収」=山田孝男

政府は自衛隊をイラクから「撤収する」と発表し、毎日新聞は「撤退を決定」と報じた。これに対し、一部で「毎日は『退』という字を用いて敗北感を強調し、自衛隊をおとしめている」「政府発表を故意にねじ曲げている」などと言い立てる向きがあると聞き、驚いている。

 どの辞書で調べても「撤退」と「撤収」は、ほぼ同義である。英語ならwithdrawalだ。毎日新聞は、イラクからの外国の軍隊の引き揚げに言及する場合、凱旋(がいせん)か敗走かというニュアンスとは無関係に「撤退」という表現を使ってきた。

 小泉純一郎首相は「撤収」と発表したが、自衛隊だけ表現を変えるのはバランスを欠くという判断で、小紙の記事や見出しは「撤退」が基本になっている。

 「退」は退却の退、W杯1次リーグ敗退の退であり、その不景気な字面を嫌う自衛官の心情は理解できる。ポツダム宣言受諾は「敗戦」か「終戦」か。二つの言葉にこもる心理的意味の隔たりは大きい。そこまでの差はないにせよ、身命を賭してイラクに赴いた自衛官が「退」に過敏であって不思議はない。さはさりながら、政府の仰せに恐縮して用語を改めるまでの話ではないと私どもは考えている。

 面白くないのは、待ってましたとばかりにこういう問題をメディアたたきに利用する扇動家の存在だ。今から69年前、国会質問に「軍人を侮辱する言辞」があったかどうかで陸軍大臣と議員が争う騒ぎがあった。防衛庁が「自衛隊を侮辱する言辞」に目を光らせる時代でなくて幸いだ。お先棒担ぎの言葉狩りに自重を求めたい。(編集局)

毎日新聞 2006年6月26日 東京朝刊


私はこの「撤退」「撤収」論を目にしたとき、そんなに気にしなかった。
どっちでもいいやん、という気持ちもあったし、確かに気にかかるけれど、ことほど左様に問題視する気にもならなかった。
皆様、無事帰ってこれたら、という事しか思わなかった。

しかしながら、確かに言霊信仰ではないけれど「撤退」の「退」の字は、軍隊に対し用いるには、適切ではないのかも知れない。
この騒ぎ方は、縁起を担ぐ日本人らしいという気がしないでもない。

ちなみに、今、広辞苑(第三版)で調べてみた。

撤収・・・1.とり去っておさめ入れること。
     2.軍隊をまとめて引き上げること。撤退。 
撤退・・・軍隊などが、陣地などを撤去して退くこと


ただあんまりこのネタで騒ぎ過ぎると、子供の「供」は「供える」という意味だ、と騒ぎ、「子供」を「子ども」と書くことにこだわるサヨクと大して変わりが無いように思う。

ここは、山田孝男氏が書かれているように、

毎日新聞は、イラクからの外国の軍隊の引き揚げに言及する場合、凱旋(がいせん)か敗走かというニュアンスとは無関係に「撤退」という表現を使ってきた。


という表記を素直に受け取り、横並びでそう表現したことを、素直に受け取るべきじゃなかろうか。それができない以上、子ども子どものサヨクと、撤収撤収のウヨクは同レベルと思わざるを得ない。

もし毎日を責めるとしたら、日頃の反日的行いから、そういうところにいらざる疑念を沸き起こしてしまう「不徳の致す」ところにある。

トリノ五輪の荒川静香さんの日の丸騒動時のNHKと同様、まさに「李下に冠を正さず」という言葉は、毎日・朝日・NHKの為にある。


おきてがみ

▽コメント

 

私もこの問題、過度に騒ぐべきでないと思います。
陣地を撤去して退くのは事実ですしね。
私は、特に気にせず「撤退」という言葉を使っていた気がしますし。

 

これで責められるとしたら、本文にも書きましたけれど、日頃の行いが余計な疑念を沸き起こす、まさに「日頃の行いのいたすところ」が本質なんだと思います。
毎日・朝日・NHKもせっかくこういう形で、自分たちが評価される機会があったのだから、これを今後の行動の指針にしていただけたら、幸いなんですけれどもね。

 

そもそも自衛隊は軍隊ではないので、撤収の方が正しいのです。
撤収、撤収、弁当は各自持ち帰るように、お疲れ様でした~。

 

>筒井さま
だとしたら、あれは軍隊じゃないから撤収だ、というべきであって、軍隊に退という字は縁起悪い、という主張は否定するべきだと思います。

 

はじめまして
政府発表を報道するときは、政府の使っている「撤収」を使った方がよい。
他の人が「撤退」を使って意見を言ったことを報道するときは、「撤退」を使った方がよい。
人の言葉をそのまま報道するのがよいと思うのですが。

 

『退』を否定すべき理由が分かりません?
子供と子どもの例えも分かりません?
『撤退』と『撤たい』の表記で揉めているなら分かりますが。

 

>ゆやま様
>人の言葉をそのまま報道するのがよいと思うのですが。
それも一つの基準だと思います。
毎日新聞にとっては、その基準を
>英語ならwithdrawalだ。毎日新聞は、イラクからの外国の軍隊の引き揚げに言及する場合、凱旋(がいせん)か敗走かというニュアンスとは無関係に「撤退」という表現を使ってきた
というところに比重をおいていたのでしょうね。
確かに他国の軍隊に「撤退」、自衛隊だけ「撤収」になるのもおかしい、というのも、一つの解だと、私は思いますし。
毎日新聞としては、念には念を入れて辞書で調べたら、意味は同じだった、だから他国に対する記述と横並びに撤退と印した、ということですが、殊更それを言葉狩りのように「撤収!撤収!」と騒ぎ立てるのもどうかと思います。

 

>筒井様
>『退』を否定すべき理由が分かりません?
私は否定していませんよ。どっちでもいいやん、という立場なんですけれど。
>子供と子どもの例えも分かりません?
>『撤退』と『撤たい』の表記で揉めているなら分かりますが。
「特定の字を縁起の問題で殊更忌み嫌う」という点で同じだと思いますが。。。
「子ども」の表記に偏執的にこだわる例がございます。
(ご存じかと思いますが、一応)

 

撤退ではなく撤収の表現が妥当であるとの言論に対して、子供と子どもの例えがおかしい訳です。
何通りか有る単語から選びだして、退くのではなく収める方が正しいと言っている人に、漢字の意味が気にいらんから平仮名で表記する人と貴方は同じだと言うのは違うでしょ。
派遣されてる部隊が工兵隊なんだから撤収だろと言う人もいますが、私は自衛隊は軍隊じゃないので撤収の表現が正しいと考えます。

 

>何通りか有る単語から選びだして、退くのではなく収める方が正しいと言っている人に、
退く・収めるの意味だけで語ると大きく意味は違いますが、
撤退・撤収だと同義語になります。
だから退くより収めるの方が適切だ!という意見は撤退・撤収という熟語の段階ではそれぞれの意味は意味をなさないものでしょう。
そこをふまえて議論するべきだと考えます。

 

ちなみに筒井様のスタンスがわかりにくいのですが、
あれは軍隊じゃない、自衛隊だ!
だから撤退じゃなくて、撤収と書くのが適切だ!
というスタンスでよろしいでしょうか?

 

ちなみに筒井様のスタンスがわかりにくいのですが、
あれは軍隊じゃない、自衛隊だ!
だから撤退じゃなくて、撤収と書くのが適切だ!
というスタンスでよろしいでしょうか?

 

佐倉氏は、撤収と言ってる人は全て撤退が気に入らないから撤収と言ってると決め付けるているから、子供と子どもの例えが出た訳ですな。
しかし私も含め私の知人達(旧軍や軍用語に詳しい)は、自衛隊の帰国作業を撤収と言い、頭の片隅にも撤退の文字が無かった人達なので、撤退と言われると不思議がる人に、子供と子どもの例えは理解しにくい訳です。
知人達はルワンダに派遣され現地で大規模の攻撃に遭った自衛隊は撤退したと認識していますが、東ティモールやサマワ等は撤収が正しいとの認識です。
私は自衛隊は軍でないので撤収を使用します。

 

>筒井様
>知人達はルワンダに派遣され現地で大規模の攻撃に遭った自衛隊は撤退したと認識していますが、東ティモールやサマワ等は撤収が正しいとの認識です。
なるほど、そのような背景でのご意見ならわかります。

 

突然失礼します。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
私自身は、どちらでも良いのではと思いますが、
子供を使いたくないのは、子供ではなく左の方々。
撤退を使いたくないのは、体を張って
国際貢献をされた、当の自衛隊の方々。
ぜんぜん違うように思います。
当人が不快感を持つから、その言葉は使うな
ということを主張してきた方々が、
撤退に固持する理由はないと思います。
知らないで使うならまだしも、知ってて使うのは
嫌味と取られてしまってもしょうがないのでは。
あえて、撤収に直せば株も上がるのにと
単純に思います。
私の持ち株は、塩漬け状態ですが・・・。
今後とも、楽しみに更新をお待ちしております。

 

今日の読売新聞「新日本語の現場」によると、
「撤収」という言葉にも多少は敗退というニュアンスが含まれるとのことです。
まぁ日本語って難しいですね。

 

>atsuさん
コメントありがとうございます。
ホント難しいです。。。

 

私は自衛官ですが、「撤退」の響きは何となく・・・なのですが、今回の場合、毎日、朝日が「撤退」と掲載し、産経、読売が「撤収」と掲載。
しかるべき意図があって、使っていたような気もします。

 

>LATINBLOOD様
現職の隊員の方からの貴重なコメント、ありがとうございます。
>しかるべき意図があって、使っていたような気もします。
私もそれは本文に書きましたように、しかるべき意図があったかなかったか、内部の人間でないので知りようがないのですが、毎日だからきっと何か意図があっただろう、と思われるのは、毎日新聞の普段の報道に原因があるのでは?と思っています。
それが本文にも書きました様に↓
もし毎日を責めるとしたら、日頃の反日的行いから、そういうところにいらざる疑念を沸き起こしてしまう「不徳の致す」ところにある。
だと思います。
産経がたとえば「撤退」と書いたら「何か意図があるのでは?」と邪推はされず「単なる書きミス?」程度にスルーされたのではないかと想像する次第です。
もっとも本当に、毎日が「しかるべき意図」を以て「撤退」と書いたのなら、それは責められて当然と考えています。

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