さくらのみや日記

さくらと日本と鉄道好きな、野良プログラマのブログ。

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おきてがみ

右や左の旦那様

abusan様のところでネット右翼の分析をしておられました。
うーむ、私は別にポジショントークやそういった物に興味があるわけではありませんけれど、自分の立ち位置はどの辺りにあるか、を時折客観的に見るのは面白い、と思っています。

常々言っていることですが、自分自身が絶対正義だ間違いないない!なんて思い出した途端に間違いははじまってしまうものですから、そういう反芻というのは必要だと思っています。

で、abusan様のところでは、旧来の売国奴的な人たちに対するアンチ派・いわゆるネット右翼について

・保守主義者
・新保守主義者(ネオコンザバティブ)
・新革新主義者(ネオリベラル)

という風に分類しておられます。

私なんかはどの辺りになるのか・・・と、ふと自分が幼少の頃から、どういう考えで来たのか、考えてみました。

「保守主義者」というのは、文字通り、昔からの保守主義でしょう。
それは別段難しいことでなく、日本の伝統を普通に受け入れ、先祖を敬い、自然に敬意を払い、いかにも日本人として生きている人たち。
日の丸・君が代に誰に言われるまでもなく自然にいいなぁと思い、日本の風土四季を愛して、それを残そうとする人たち。
私なんかは、別に過激な右翼でも民族主義者でもなく、自称「ゆるやかな保守」なので、辛うじてこの辺りになるかなと思っております。多くの人はそうなのじゃないかなぁ。

一応小中高と公立高校で、日教組のありがたい左巻き教育を受けて、高校辺りまでは自虐史観をたたき込まれましたが、日の丸・君が代反対!などとやっている教師をみて「何やってるんだか」と冷ややかな目で眺め、日本が悪い一辺倒の歴史に、別段疑いもなければ、真にも受けないというノンポリティカルに近い状態でいたわけですが、なんだかすっきりしないものがあるなぁ・・・という、いわば本能に近いところで疑問を持っていた記憶があります。
そういう意味では、良い意味でひねくれていたのでしょうね。

私が高校時代に一番胡散くさーと思ったのは、政経の教師が弁護士崩れのアカ教師で、この人のおかげでしょうね。この人のおかげで、左の胡散臭さを感じました(この教師のおかげでサヨクになってしまった友人もいますが)。
覚えているのは、この教師と、死刑制度について言い合いしたことがありましたね。今思えば、あれが初めてのポジショントークだったなぁ。

私が決定的に保守主義に目覚めたのは、阪神大震災の時です。
阪神大震災では、いろいろなことに気づきました。mixiで書いたことがある日記を引用しますと、

阪神大震災ってのは、私は19歳、浪人している時に経験した。幸い自宅に被害はなかったのだが、あの経験で、3つ、大きく自分の意識を転換することがあったのを覚えている。

1つは、マスコミに対する不信。
東京をキー局とするテレビ番組の報道は、誰が何人死んだとか、どこで誰が何時間生き埋めになっているか、などと、愚にもつかない、正直見せ物の報道ばかりだった。
筑紫哲也の「まるで温泉場のようだ」発言をはじめ、東京から取材にくる連中がひどかったのは、枚挙に暇がないほどだった。
あの震災の時、一番マスコミの役目を果たしていたのは、被災者にライフライン情報を流したりしていたのは、地元神戸にあるサンテレビくらいなもんだった。
結局、マスコミって何?という一つの疑問を自分の心の中に沸き立たせる好機だったと思う。

2つめは自衛隊への感謝の気持ち。
高校卒業したくらいまで、典型的アカ教師の下で高校を出た私は、それまでは、お花畑に近い感覚をもっていて、自衛隊は違憲だ~とか言いそうな部分があったのだが、あの震災での自衛隊の活動は、テレビでも新聞でも、加えて神戸で自分の目でも見た。その時、自衛隊の人に感謝する気持ちというのは自然に芽生えたものである。
あれを見て「自衛隊はイラネ」なんて言えるのは、よほどお目でたい人じゃないかな。

3つめは、天皇陛下のすごさ。
震災が起きたとき、当然当時の首相(村山富市)もお見舞いというか視察にきたのだが、その後にきた天皇陛下のお見舞いはすごかった。
何せ、仮設住宅や避難所で元気をなくしていた被災者の人も、天皇陛下にお声をかけてもらっただけで、元気を取り戻していくという姿が、テレビを見て確認出来たのだ。
あれは、いかに小泉首相が人気のある時代であったとしても、ああはいかなかっただろう。
地位でもなく名誉でもなく、ただその「存在」だけで、人に生きる勇気を与える。こんな人物は、日本においては天皇陛下ただお一人だとその時悟ったのだ。

もちろん、この時の対応のまずさで、社会党(当時)は信用できない存在だ、と悟ったりもした。

当時の地震の話を目にすると、自分の中では、あれは「国難」だった、と思うのである。



てなことです。ここで、いろいろなことに目が覚めて、自分が日本人ということを改めて認識しました。

さて、その次にある2つめを飛ばして、3つめの「新革新主義者(ネオリベラル)」ですが、これは今のところかなりの少数派ではないでしょうか。とにかくサヨクというと愛国者ですらない。私は左翼といえど愛国者でないと意味がないと思っています。国のためを思う左翼・リベラル、そういう層は必要だと思います。
(個人的に、この人はそういう層かな?と思う人はいます)
今日本は右傾化などと言われていますが、もし今のまま正常な状態に戻った場合、私はひょっとするとここに入ってしまうかも知れませんね。
ただ、人間ってのは単純に右・左にゼロサムで分類できる存在ではないと思うので、ある事象では右、ある事象では左、ということもあると思うのですよ。そういう意味では、何を中心に持ってくるかによって、この層の定義も変わってきそうな気がします。
例えば、麻生太郎氏などは、現状だと右な政治家だと思うのですが、靖国問題では宗教法人格取りやめなど見ていると、リベラル的かな?という感じがしなくもないです。(私はこの考えには賛成できませんが)
その思想が正しいか否かは別にして、この層というのはもっと増えてもいい、否、もっと増えないといけないと思っています。

さて問題は、2つめの「新保守主義者(ネオコンザバティブ)」の層です。
abusanさんとコメント欄でお話した時には、ここは、現在ネット右翼の中心層となっているであろう嫌サヨク/特亜派になるだろうとのことで、私もこれは同意です。
この嫌サヨク/特亜派というのは、恐らく、教育を受けている時は、サヨクの教育を真に受けて育った層なんでしょう。で、それが何かの際にはじけて、目覚めてしまった層ですが、一番この層が、ネット右翼の中では過激な層ではないかと思いますね。サヨクが称するネット右翼はこの層を想定しているのではないでしょうか。例えば小林よしのり作品に触発され、嫌韓流を片手に靖国参拝するような。

ただこの層というのは、右にせよ左にせよ、極端に振れる感じがありますね。
こういう層に属する人たちというのは、ゆるやかな日本人本来の形に近い穏健保守に落ち着いてくれるといいのですが、特に理由もなくアンチサヨク/特亜だけを自分たちの思想の軸にするのは、危険かなぁという気もいたしますね。
例えば幕末で言えば盲目的な攘夷思想なようなものを感じます。

あ、あと、この中にサヨクを入れていませんが、まぁ論ずるまでもありませんね(笑)

特にポジショントークというのをしたいわけではないのですが、たまにはこういう座標軸確認をしてみるのもいいかな、と思い、少し述べてみました。

皆様はいかがですか?

おきてがみ

▽コメント

 

>ただこの層というのは、右にせよ左にせよ、極端に振れる感じがありますね。

この部分分かります。
一気に右にかぶれる人間は、その揺り戻しも激しそうですね。
代表的な例が、最近朝日新聞などによく登場する雨宮処凛とかいうロリータおばさんですかね。
右翼団体に所属までしてしまったというのはいくら何でもハマりすぎかと思います。

 

拙エントリーを取り上げてくださって恐縮です(^◇^;)

ちなみに私なんかは元朝日新聞読者ということでサヨク的な
考えを当初持っていたのですが

2ちゃんねるの論理性及び科学的な影響

でマスコミに疑いを持ったところで

第一次小泉訪朝

で一気にマスコミ不信を持った事がアンチサヨク系サイトに
出入り、そしてブログを始めたきっかけになりました。
それだけに朝日新聞に対する憎悪は相当な物があります(ー_ーメ)
(なんせ不買運動バナーを掲げる位に!)

しかし何かと感化されやすい所もあるなと言うことで
思想が固まらないと言う自覚も有ります。尤も
確かに言えることは二度と朝日・岩波的な自虐史観を
持ち得ないって事ですが。

ではでは(^^;ゞポリポリ

 生涯一保守

生活環境で、思想はかなり左右されますよね。
私など、親が保守、小学校時代の先生もおおむね保守、
中学高校の教師も一部例外を除けば保守、という感じだったので、
大学に入って初めて左の教授に出会い、新鮮な感動を得たものです。

 

私個人で言えば、別段両親が保守とかいうことはなく、むしろノンポリティカルだったのですよ。全共闘に参加したわけでもなければ、皇室を尊崇しているわけでもない。
ただ右・左ではなく、垂直軸と言いますか、家が仏教で、伝統を重んじ、先祖を大事にするという点では、普通の日本人でした。それが私の場合、保守に繋がっている気がします。

 

私は新保守主義者とネット右翼は全くの別物であると思います。ある意味で対極的な部分があるといってもいいかと。
新保守主義者(ネオコン)は元来、市場原理至上主義から派生したものであった気がします。ケインズ経済を否定し、ハイエク・フリードリヒの論に賛同した人々がネオコンの端緒かと。
生粋のネオコンは富の再分配そのものに否定的なため、国家の持つ再分配機能(累進課税、年金制度など)に対しては否定的な論調が多いです。年金や医療保健に関しては、個人の支出に応じて受容すべきという論なので、そういう意味では小泉総理の改革は新保守主義的と言えるかもしれません。
ネット右翼とネオコンはその端緒に大きな違いがあるように感じます。ネット右翼の議論の根本は国家(もっと言えば伝統や家といった概念)のように感じられるのに対し、ネオコンの議論の根本は経済(時に国家との利益相反も辞さず)だと思います。
簡単に言えば、ネオコンは堀江的経営者を否定はしません。(法を犯したという一点については否定するでしょうが)一方、ネットでは堀江的経営は忌むべきものという論調があります。売国とたたかれるトヨタなどについても同様です。

いきなり現れた上に、長文・乱筆申し訳ありません。個人として興味深い話題だったので、書き込みさせていただきました。ネット右翼と呼ばれる層については、個人的にあまり把握できていないので、自信はありませんが。勉強不足ですみません。
佐倉さんのますますのご活躍に期待しています。

 

ぶっちゃけ聞きたいんですが、みなさん、リベラルとか何か説明できますか?(俺は特定の定点からですが、定義はもってます。かなり疑わしいですが)
何が保守なのか?その程度のことが回答できるようにならないでポリティカルコンパスを懐疑しても論理なしの主観論で終わるとしか思えない。
例えば、ネオコンサバティブの連中が自らを「保守」と規定してるが、それは自称であって、彼らの「保守」感というものがどこにあるのか?そのレベルの話も見解も見えてきてないわけです。そんな尺度も精度もないカテゴライズは自己満足のきわみというより主観論だけの世界でしょう。社会科学は概ね主観論に陥るわけですが、合意形成の過程も踏めないような主観論などは論理ではありません。主観論と「思い込み」は同質ですか?
リバタリアン分析も同じですが、高い政治哲学や政治概念理解なしでポリティカルコンパスを論じるべきではないでしょう。
むしろ、そういう危機感がないのがセンスのなさ、無責任さを感じますね。言動的無責任は誰でもありますが、ネタにしても精度と品質は求められるでしょう。この文面を批判と解釈するか、問題提起と解釈するか、それは当事者の問題ですからこれ以上は語ることもありません。
私の保守の定義は、「伝統」、「慣習」という旧体制をシステム的、構造論的にその効用を論じ、対峙する理論の論理的拙速さや効果の問題を明確に提示できる思考、です。ただ単純に、伝統、慣習を正当化するのは、バカでもできるでしょう。その程度を「保守」というのは・・・理解しえません。自称ですから自由ですが、保守という人間で対峙する理論とまっとうに対峙できないのは、保守でもなんでもない存在でしかないと思われますが・・むしろ、自称保守は自意識過剰とも言える傾向を感じますけどね

 

>Giggs11様
コメントありがとうございます。ネオコンについての説明ありがとうございます。
そう考えるとネット右翼とネオコンについては、明確に対立することになりますね。
うーん、難しいなぁ。

>self57様
厳しいご指摘ありがとうございます。この手のネタは浅薄にやるものではないのを承知しております。
私もまだまだわからないことだけですので、今回のエントリについては、一つの素人なりの提案と思っていただければ何よりです。
保守の定義については説明ありがとうございます。私は全ての層が伝統・慣習について論理的に説明できる必要はないとは思いますが、時折でも思案してみる必要性というのは否定しません。
ご感想ありがとうございます。

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日本と桜の花と寝台特急「さくら」をこよなく愛する、そして最近カメラに目覚めたのんきなエンジニア。
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