さくらのみや日記

さくらと日本と鉄道好きな、野良プログラマのブログ。

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おきてがみ

ものづくりの意地

最近は2冊ほど、中国関係の本を読んでいます。
1冊は石平氏の「中国人だから見える日中の宿命」


石平氏は時折雑誌「正論」なんかでも書いている学者の人ですが、昨年の中国での反日デモの分析などは、なかなか秀逸です。
御用学者ではない中国人の学者さんというのは珍しいので、注目の一人です。

もう1冊は、林建良氏の「日本よ、こんな中国とつきあえるか?」


林建良氏は「台湾の声」というメーリングリスト(私も定期購読しています)の運営をしている台湾の医師の人ですが、この方の日本と中国の比較も、実体験に基づいた話をされているので面白いです。

石平氏の視点は、中国を政府というマクロから切り込む感じで、林建良氏の視点は、自分の持つ日本観、中国観と言うミクロの観点から切り開く感じで、対称的な視点でスタートしていくのですが、なかなか面白いです。
併読しているので、時々、話がごちゃごちゃになります(泣)

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三次元測定器を不正輸出 ミツトヨ社長ら逮捕
ミツトヨ輸出規制逃れ「偽装ソフトと専門チーム」

最近のニュースで一番びっくらこいたのが、この「ミツトヨ」のニュース。昨日今日の事じゃないので仕方ないとはいえ、ヤマハと言い、ほんと・・・。

私は半導体の開発をしているので、会社で輸出などを行う時には、かなり厳しい基準の書類を書きます(私はそんな書類作成を担当するほど偉い役目ではないので書いたことはありませんが)いわゆるプロジェクトリーダーという人は、この辺り神経を使いますね。
あまり意識しませんが、どんなものでも軍事に転用されるというのは、常々意識しないといけないことですが、今回の「ミツトヨ」の件で一番許されないのは、

≪低性能を演出した「ココム」≫

 バブル崩壊で売り上げが激減したミツトヨは、平成4年3月期決算で初の赤字決算に陥り、4期連続で赤字を計上した。
 危機打開のため、同年11月、輸出管理担当だった常務の筑後英世容疑者(66)をトップに海外に活路を見いだすためのプロジェクトチームを発足させた。
 この年、イランへ測定器を輸出をしようと旧通産省に申請したが、高性能を理由に不許可となった。これを機に、技術系と営業系の幹部の間で、性能を偽る不正輸出が議論され始めた。やがて、プロジェクトは不正輸出のための「秘密会議」の性格を帯びる。
 当時、海外事業本部長だった副会長の高辻乗雄容疑者(71)らは「何が何でも売ってしまえ。売っちゃえ」と指示。「違法では」との声を「会社の方針」として押し切ったという。

 そこで発案されたのが数値改竄(かいざん)ソフトウエアの独自開発。測定器を輸出規制水準以下の低性能と偽る工作のため、このソフトを組み込んだ新機種を7年から輸出した。
 ソフトは、実際の性能に関係なく水準以下のデータが表示されるもので、かつての「対共産圏輸出調整委員会」の名称を取って「COCOM(ココム)」と、隠語で呼んでいた。国内向けと同性能の規制水準以上の測定器に「ココム」を組み込んだうえ、海外向けに国内とは別名称の「ビヨンド・エイペックス」と付けて偽装、規制をすり抜けていた。
 公安部が押収した4000台近くのデータを分析したところ、9割以上が「ココム」で偽装されていたという。



という辺りでしょう。知らずに売った物が軍事転用されていた、ならまだしも、ダメとわかっているものを売るためにデータを改ざんした、なんてのは、エンジニアの端くれとしても到底許し難いものです。
データの改ざんなんてのは、どういう理由であれ、厳禁です。
まさに死ねばいいのにと思いました。

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シュレッダー問題で大山社長が会見「2歳児操作想定せず」

最近ちょくちょく話題になっているシュレッダー問題。
これも私のような作る側の人間の立場で言えば「使う方の責任は?」と言いたくなる。
確かに、メーカーも100%責任が無い、とは言わないけれど、100%責任がメーカーにある、とも言えないと思う。まして業務用シュレッダーで子供が事故を起こすなんて、想定するのに無理があるのではなかろうか。
否、シュレッダーとはいえ「刃物だ」という認識を周囲の大人は持つべきだろう。
使うときは子供がいないことを確かめる、使わないときは電源を切る、コンセントから抜く、子供の手の届かないところにおく、などは常識中の常識じゃなかろうか。

最近になってやたら報道されるシュレッダー事故の記事を見ると、事故が起きた子供の親はその常識がないのじゃないのか?と言いたくもなる。子を持つ親なら、気に留めるべきだろう。
こんなもの、パチンコに熱中して、車に子供放置して死なす親が、子供が死んだのは炎天下に放置すると車内が暑くなる車が悪い!って言っているようで、気分が悪い。

そんなものまでメーカーのせいにされてたまるかよ。

ただ、エンジニア、そしてものづくりに携わる人ってのは、こういう時には意地があるから、絶対に「指を詰めたら安全装置が働くシュレッダー」ってのを考え出すね。
私がシュレッダーのメーカーに勤めてたら、絶対作るよ。意地でも作ってやるよ。
そして、その「意地」がきっと、日本のものづくり文化を支えている気がする。大いに誇るべきこと、そして、感謝すべきことだよ、これは。



おきてがみ

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日本と桜の花と寝台特急「さくら」をこよなく愛する、そして最近カメラに目覚めたのんきなエンジニア。
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